読書の秋 

みなさん、今年の夏は気温差が激しく体調を崩しやすかったのではないでしょうか。

今年は2年ぶりに手足口病の大流行ということもあり、幼稚園や学校をお休み

している生徒さんも多いことと思います。これからまた涼しくなるにつれ、より一層

体調管理にご留意いただきたいと思います。

本当に夏風邪はこわいです。どうかお体ご自愛ください。

さて、話はがらっと変わりますが、もうすぐ十五夜ですね。昔はよく窓辺や廊下にすすきと

お供え物のお団子を飾ってお月見をしたものです。最近では、めっきりそのような風習を忘れて

月を見上げたりお供えを飾ったりすることがない我が家ですが、今年は楽しみたいと思って

います。たまにはゆっくりと家族で団らんの時に中秋の名月を楽しみながら

読書というのもよろしいのではないでしょうか。

特に3歳から5歳までの幼児期の読書体験や、親子の発問などのコミュニケーションは、学力に

関係するという学者や予備校講師の先生方のお話を耳にします。小学生では、すでに音読の

学力向上への成果はでているとのことです。さいたま市の公立学校でも積極的に取り組んでいます。

ぜひ、ほんの少しの時間でもお母さんやお父さんと一緒に楽しまれてはいかがでしょうか。

わたしたちスタートみらい見沼春岡教室では、この夏休みは学童生に平家物語の音読をして

もらいました。一部の生徒では、低学年、高学年にかかわらず、祇園精舎のくだりを暗唱

できました。新しい本との出会いは、子供たちにとってとても楽しいもののようです。

暗唱というと嫌がるかと思いましたが、楽しんで取り組んでくれました。

私はこの秋は、久しぶりに源氏物語の月の宴でも読んで複雑な人間関係の世界を楽しみたいと

思っています。

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